小さい子でも罪悪感なくケーキを食べさせたい!
気づけばもう3か月近く前のことになりますが、娘の2歳の誕生日がありました。
2歳になるばかりの子どもにケーキを用意したいと考えたとき、大人が食べてるのと同じケーキで大丈夫なのかとても疑問に思ったんです。
普段は薄味を勧められているのに、甘い味がしっかりするケーキ。
しかも、お砂糖の量は結構あるはず。(ものによって、というのはあるけれど。)
それじゃ、身体に良いようにお砂糖無しのケーキを作ろうかと調べたのですが
・・・絶対に、少しでもお砂糖を使わないと、ケーキは美味しくないだろうなぁとも思ったんです。
数日悩み、バナナで甘さを代用するレシピも調べたのですが、結局お砂糖を少なめで作るというレシピと、お砂糖を使わずに冷凍のイチゴを煮詰めてイチゴソースを作り、お砂糖無しの生クリームで作り上げました。
でね、
これが・・・図らずして、すごくおいしかったんです!!
お砂糖無くても、ここまで甘さが引き立つんだなぁと自分で作っておいて、感心してしまいました(*´∇`*)
家族にどのくらい好評だったかというと、
1. 甘党の義理の父が二切れ目をすぐにお代わり♪
2. 初めてケーキを食べた娘は、まずは生クリームをすべて指でこそげとって舐めて、そのあとはスポンジ部分を食べきり、私の分もあわよくばいただきたいと周りをうろつき狙っていました(笑)
そんな小さな子どもにも食べさせてもいいかなって思えるような、お砂糖少なめのショートケーキのレシピを今回は紹介します!
このショートケーキは3つのやることがあります。
1つは、スポンジケーキを作る。
2つめは、イチゴソースを作る。
3つめは、それらを組み立て、デコレーションを完成させる。
当時、娘はずっと私にべったりだったので、結果的に、3日間かけて、ケーキを完成させました(早めに準備を始めて、本当によかった!!)
もし、私みたいに一日でまとめてケーキを作ることができない場合は、イチゴソースを作るのを前もってやっておき、食べる前日にスポンジケーキを作り、当日の朝にデコレーションするのが理想かなと思っています。(スポンジケーキは冷凍できるので、当日または前日の時間の都合がつかなければ、スポンジケーキを時間のあるときに作り、冷凍しておくのもいいと思います)
今回レシピは、上記の1~3の順番で紹介していきますね。
お砂糖少なめなスポンジケーキのレシピ
このレシピはCOOKPADのレシピを参考にしました。
材料・作り方はほぼ同じです。
ぜひ本家本元のレシピも見てみてくださいね。
akari☆mamaさんの言う通り、本当にとにかく簡単です!材料もシンプルなので、計量も楽ですしね♪
材料
- 薄力粉 50g
- キビ砂糖 大4(白砂糖でもOK)
- 卵(M) 2個
なんと、これだけ!シンプルで、素晴らしい!!
作り方
ぜひ、リンク先の本家本元のレシピをご参考ください♪
※スポンジケーキにお砂糖がなぜ必要かというと、保存のためとか味のため以外に、泡立てた卵の泡をなるべくオーブンに入れるまで維持させる役割もあります。
特に今回のレシピは重曹などで確実に膨らませるのではなく、卵の泡でフワフワのスポンジを作るので、これ以上お砂糖を減らすのはあまりお勧めしないです。
が、理論的にはお砂糖無しでも、スポンジケーキは焼けます!(実際にそういうレシピも見かけました)
このレシピでお砂糖無しに挑戦したい場合は、めげそうになるくらい卵の泡立てに時間がかかると思いますが、しっかり、かーなーりーしっかり泡立てて、そこから先は手早く行動すれば焼けるんじゃないかなと想像しています。
甘さはイチゴから!お砂糖無しのイチゴソースのレシピ
スポンジの間に挟むのは色々アレンジできますが、ここでは2歳の子どもへも安心して与えられるようなケーキとして、お砂糖を使わないイチゴソースを紹介します。
これを、スポンジの間にたっぷりと挟むと、ソースに十分ば甘さがあるので、しっかり甘みのあるショートケーキに感じられますよ♪
材料
イチゴ 1パック(もしくは冷凍のものでも可)
レモン 1個
水 ほんの少し
キビ砂糖または黒糖 必要なら少々
作り方
1. イチゴを洗い、ヘタを切り取り、スライスします。レモンの皮を削っておきます。レモンの果汁を絞っておきます。
2. 鍋にイチゴとレモンの皮を入れ、ほんの少し入れます。例えていうなら、鍋にヒタヒタまでいかないくらい、ほんの少しでOKです。お砂糖を入れないので、煮詰めやすいように&鍋が焦げ付いたりしないように、気持ち・・・な感じです。
3. 鍋がグツグツしてきたら、ちょくちょく木べらで混ぜながら煮込んでいきます。しっかり火を通すと、木べらでグッと押したらイチゴは簡単につぶせて、さらに小さくすることができます。
4. しっかり煮込んだら、やけどに気をつけながら味見をします。レモンの果汁を半分ほど加え、味を引き立たせます。それでも甘みが足りないようなら、大さじ1ほどキビ砂糖や黒糖などを加え、甘さを調節します。
5. 見た目はイチゴジャムのようで、ツヤも出ている状態になったら完成です。
※カナダでは冷凍のスライスされたオーガニックのイチゴが売られているのですが、時短で冷凍のを使うのもおススメです。そのときはお水を加えなくても大丈夫だと思います。
が、念のため、木べらで時々混ぜて、様子を見ながら、水を加えるか判断してください。
最後はケーキを組み立てます♪
この時点で、すでにスポンジケーキとイチゴソースが出来上がっていると思います。
ケーキを組み立てるときに、生クリームを泡立ててください。
材料
生クリーム 200ml
砂糖 お好みで
※生クリームを泡立てるのに、お砂糖の役割は味つけ(甘さ)だけだと思います。
(卵白だとお砂糖を入れて混ぜると)
お砂糖を入れる替わりに、バニラエッセンスを数滴加えるのもアリですヾ(*´∀`*)ノ
作り方
1. 生クリームは泡立てる直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
2. 泡だて器またはハンドミキサーで、そっと持ち上げたらピッと角がでるくらいまで泡立ててください。
それでは、組み立てましょ~♪
1. スポンジケーキを上下で半分にします。(輪切りということですね)
2. 切ったら開いて、焼いたときに上を向いてた側(茶色く焼けてる部分)を内側になるようにします。(つまりはデコレーションするとき、一番上に見えるのは切って開いた内側、スポンジの茶色の部分は見えない)
※これは表面を平らにするためです。焼いたとき、きっと少しこんもり丸く、丘のように焼きあがってると思うんです。それだとデコレーションしにくいと思うので、こんもり部分を内側にして、外側を平らに、キレイに見えるようにしましょう。
3. 中にはたっぷりのイチゴのソースを乗せます。そこに生クリームを挟んでもいいですが、そのときは泡立てるクリームを+50ml増やしておくといいと思います。
中にイチゴソースを厚めにタップリ塗るだけでも、上に乗せた生クリームと食べるときには一緒になって、十分甘さを感じて美味しかったです(^▽^)/
4. イチゴソースを塗った上に、茶色く焼けてる側がソースにあたるようにしてスポンジケーキを乗せます。その上に泡立てた生クリームを塗ります。
※生クリームは何度も触っていると、それだけでも泡立ててるのと同じ効果があり、だんだん『泡立てすぎな状態』(ボロボロ)になるので、多めにクリームを乗せて、広げ、余ったのを取る・・・といった感じが理想です。
5. 表面に生クリームのパイピングをしたり、イチゴを乗せたり、デコレーションを完成させて、できあがりです♪
ちなみに私がやったデコレーションはなんというかゴテゴテしていて、あまりいい見本ではないと思うので、こだわりたい方はぜひぜひYouTubeなどで調べてみてくださいねヾ(*´∀`*)ノ
お砂糖は身体に悪いもの?
夫のイブちゃんと私は、我が子には市販のお菓子をできるだけ与えないで育てたいと考えています。
理由の一つは、娘が歯磨き断固拒否で歯ブラシを口に入れることができる日が珍しいくらいなので、虫歯が心配だからということ。
他の理由としては、そもそも、あんまりお砂糖を摂らせたくないということもあります。
お砂糖(白いお砂糖)が身体に悪いって耳にしたことありますか?
カナダのお砂糖は白いグラニュー糖がよく使われるお砂糖として売られていますが、栄養素はただの炭水化物だけ。完璧に精製されていて(?)、ほかに栄養素が無いんです。日本の上白糖は他にもほんのちょっと栄養がありますが、わざわざ血糖値を上げるためだけに摂らなくてもいいかなと個人的には思っています。
*私は妊娠中、妊娠糖尿病になり、娘も出生後、糖尿病になる確率が高いということで24時間血糖値の検査を受けて、問題ないということで私たちは退院できました。が、親子共、妊娠糖尿病にならなかった人より糖尿病になる確率が高いから気をつけるよう言われたこともあり、極力お砂糖を減らすようにしています。なので、ちょっとだけ神経質になっています。
お砂糖が身体に悪いかどうか、本当のところ私にはわからないですが、限られた胃のスペースに、できる限り体に良いものを摂り入れたいと考えると、お砂糖よりも、栄養を色々と含むメープルシロップやハチミツに置き換える方がまだいいかなと思ってます(o^―^o)