卵もマスカルポーネも使わない、極旨ティラミス

   

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カナダでは生卵は食べません。サルモネラ菌の食中毒を恐れているので、目玉焼きだってレストランで両面焼くのを希望する人もいます。なのに、カレッジの実習で驚いたのが、意外に半熟のポーチドエッグやゆで卵を作るのが採点の対象になっていたりするんですよね。ヨーロッパでは半熟卵はOKなっているのか・・・少なくとも夫のイブちゃん(ロシア人)はラーメンに入ってる半熟卵など喜んで食べているので、完全な生卵は食べられないけれどちょっとでも火が通っていればOKな様子。サルモネラ菌を殺すには、75℃以上で1分以上か、または65℃で5分間以上と言われているけれど、半熟卵はその条件に達しているのかどうか・・・。

こんなに生卵は嫌われているのに、ティラミスは意外にも気にせずに食べている人が多いのに驚きます。多くのティラミスのレシピには生卵が使われているし、学校のレシピも卵入りで教わりました。美味しいけれど、レシピを知ってしまうとちょっと怖くて、買うのを避けたくなります。ティラミスは火を通さないので卵が安全とは言えないんですよね。しかも、色んな国の人が働いているから、日本と違って衛生面でどこか信頼できないところがあるんです。

ところがお義父さんがティラミス好きなので、なんとか卵を使わないレシピを探して、ついでにマスカロポーネが高そうなので使わなくて済むように、アレンジしました。

 


手順はこんな感じです。

  1. クリームチーズを温めて柔らかくする。
  2. 他の材料も計量する。
  3. 材料を全て混ぜ合わせる。
  4. シロップに浸したビスケットを容器に敷き詰め、3で混ぜたものを乗せて平らにする。
  5. ココアパウダーを茶こしで降って、冷蔵庫で冷やす。

 今回は下に敷き詰めたのみ。

こう書くと、簡単そうな感じしませんか? 🙂

 


卵もマスカロポーネもいらない、ティラミス

材料:

*チーズクリーム生地
クリームチーズ 250g フィラデルフィアの一箱の重さ。200g以上なら少なくてもOK
サワークリーム 100g クリームチーズが完全に柔らかくまで、室温に出しておく
砂糖 50g
生クリーム 200cc
生クリーム用砂糖 20g
バニラオイル 5-6滴
*コーヒーシロップ
200cc
砂糖 大さじ6
グランマニエ 大さじ4  ラム酒でもOK。その場合は大さじ3でも大丈夫だと思います
インスタントコーヒー 大5
*仕上げ用
ココアパウダー
フィンガービスケット

クリームチーズのこと:フィラデルフィアのクリームチーズが手に入れやすいのでそれを使っていますが、一箱の量が250gのため、その量にしました。実際は200g以上なら、250gより少なくても、もうちょっと多くても大丈夫です。

サワークリームのこと:サワークリームを増やすと酸味が増します。後味がサッパリする感じです。このレシピは少しサワークリームを多めにしていますが、ご自分の好みで多少変えることができます。

生クリームのこと:生クリームは味にコクを出します。ティラミスをちょっと濃厚な、リッチな味に仕上げたいなと思ったら、少し生クリームを多めにしてみてください。

グランマニエのこと:グランマニエはオレンジの風味があるリキュールです。個人的に、お酒を強調した味があまり好きではないので、ラム酒よりもグランマニエを好んで使用していますが、もしわざわざ買わなくてはいけないようならラム酒を使うか、もしくはなくても大丈夫なのでグランマニエ無しで試してみてください。お酒は風味に深みを出すものなので、味に大きな影響は出ません。

フィンガービスケットのこと:うちの近所では何種類か売っているくらいなので手に入れやすいのですが、日本ではどうでしょうか。もし売っていなければ、普通のスポンジを一枚(か二枚)焼いて、それを代用したらいいと思います。スポンジケーキの場合は、シロップの量を二倍で作る方がいいかもしれません。

 

作り方

1. 鍋に2cmほどお湯を沸かし、一度グツグツと泡が見えたら極弱火にしてクリームチーズを入れたボールを乗せておきます。クリームチーズは小さめに切り分けておくと、早く柔らかくなります。

 こんな感じです。

2. 他の材料を計量します。サワークリームはそのまま室温に出しておきます。コーヒーシロップの材料、四種類を合わせて沸騰させます。砂糖が溶けたらOKです。冷ましておいてください。

3. クリームチーズがまだ完全に柔らかくなっていなければ、待っている間に生クリームを泡立てます。生クリームを少し泡立ててから砂糖とバニラオイルを加えてさらに泡立てます。泡立てたら冷蔵庫へとりあえず入れておきましょう。

4. クリームチーズが柔らかくなっているのを確認します。ゴムベラで混ぜて押してみて、どこにも粒が見えなければOKです。サワークリームと合わせてしっかり混ぜます。さらに砂糖を加えて混ぜます。

5. 4のチーズクリームmixに、先ほど泡立てた2~3回に分けて生クリームを加えていきます。

6. シロップに浸して柔らかくなったフィンガービスケットを敷き詰めていきます。

7. チーズクリームmixを半分弱入れて、平らにならす。その上に、また同じようにシロップ浸けのビスケットを敷き詰め、残りのmixを入れてならします。

8. ココアパウダーを茶こしを使って表面にふりかけて完成です。冷蔵庫に入れておきます。

 

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ビスケットをしっかりシロップに浸しておくのが、意外に大事!

ビスケットをシロップの中へ入れるとすぐに吸収されていくように見えますが、しっかりと表から裏から染みこませます。持ち上げたらボロっと崩れるちょっと手前が扱いやすいのですが、崩れてもOK!ギュッギュッと用意した入れ物に敷き詰めていきましょう。誰かにプレゼントするときは二段にして作ると豪華に見えると思います。ただ、シロップが足りなくなると思うので、二倍で作っておくことをお勧めします。(二段になると、甘さも強めです)家庭用なら・・・私は甘すぎるとたくさん食べられないので、一段で済ませちゃいます。

 

このレシピ、甘いものがそんなに得意でない男性にも喜んでもらえると思います。バレンタインにオススメしたいです♪うちではお義父さんとイブちゃんが気づいたら一日で半分以上食べつくしていて驚きました。。。(久しぶりにモリモリ食べてもらえて、「あ~、これはHITだったんだね」って微笑ましかったです)

スーパーで、クリームチーズが安売りしていたり、生クリームが安売りしているときに少しずつ買い集め、賞味期限が切れる前に一気にこれを作り、家族を喜ばせるのが今では私の楽しみです。(お店で買えばホールで1500円くらいするようなのを500円で作ってやったぜ的な喜びも密かにありますが・笑)

 

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